06/05/22 08:48:50 7UxhAzPl
「猫背の王子」 中山可穂
ビアンで小劇団の演出家の主人公が
演劇論語ったり劇団経営に悩んだり主演女優が引き抜かれたり
ファンに手を出したり他の女優に手を出したり
家庭教師のバイトしてる家の母親に恋したりしながら
舞台を成功させようと四苦八苦するお話
素材自体は地味だけどだれずに一気に読めた
全体的に情景描写が上手く「美」を文章で表現するのが上手い作家だと思った
そのおかげで主人公と婆さんとのセックルシーンがテラキモスだったけど
解説読むと作者はビアンっぽいから他にもそういう小説いっぱい書いてるのかも