07/04/07 21:42:56 UoJ/IXo/0
HIVに感染したことを、HIV陽性という。
HIV陽性になったときから、経過観察をしないと、
数年でエイズという免疫不全状態になることがある。
エイズとはHIVが引き起こす免疫不全状態により
日和見感染症を発症した場合である。
HIVに感染してニューモシスティス肺炎(旧カリニ肺炎)やエイズ脳症を起こした状態をエイズという。
免疫力が低いので、肺炎になって治療してもなかなか治らないし、治っても繰り返す。
その場合、抗HIV薬と治療薬を投与する。
脳症になると、脳症治療薬を投与する。
HIVに感染した場合、検査によって早期にHIV感染を知り、
免疫状態とウィルスの経過観察を行い
エイズ発症前に抗HIV薬とエイズ治療薬の投与をすることにより
エイズを防止することが出来る。
ニューモシスティス肺炎(旧カリニ肺炎)
病原体:ニューモシスティス・カリニ
感染経路:世界中に分布し遍在する病原体で、ヒトの肺に常在する。
ニューモシスティス肺炎の予防
CD4が200個/μ lを下回るようになったら開始する。
I.ST合剤の内服、II.ペンタミジン吸入、III.ペンタミジン点滴。