07/12/13 23:57:47
バチカン―ローマ法王ベネディクト16世は11日、バチカンのサンピエトロ広場で日曜
朝恒例の祝福を行い、商業主義・物質主義がクリスマスの精神を汚していると批判した。
法王書斎の窓の下に集まった人々を前に、法王即位後初のクリスマスを前にしたベネディク
ト16世は「現在の消費社会では、歳末のこの時期になると残念なことに、(クリスマスの)
真の精神を脅かす、商業主義の『汚染』にさらされる」と批判し、クリスマスは静かに厳かに
祝うべきものだと呼びかけた。
法王はさらに、キリスト教徒は「素朴に、かつ効果的に、自分たちの信仰を示し、子供達に
伝えていく」方法として、イエス・キリスト生誕を祝うゆりかごを各自が自宅に飾るべきだと
呼びかけた。
昨年のローマ法王庁はクリスマスの前に、イタリア国民に向かって、過剰消費や物質主義で
クリスマスの意味を損なわないよう呼びかけると共に、増えつつあるイスラム系市民に配慮す
るあまり、クリスマスのメッセージを抑制してしまわないよう呼びかけていた。
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