07/11/05 23:33:50
>>611
そうか？この小屋は一から俺が建てたからなぁ。
そう言ってもらえるといい気分だ。
ははは、腹は城のことよりも飯が欲しくてたまらねぇようだな。
（アレンの言葉に表情が綻ぶ。元来、気さくな性分なのだろう。
引き締まった精悍な顔つきではあるが、口元には人懐っこい笑みが浮かび）
お前が極悪非道の悪人だったら、このまま外に放り出すさ。
だが見たところ、本当に道に迷って腹ペコな、まだまだ若いボウズだ。
このまま放って置くのは俺の性に合わし、夢見も悪くなりそうだしな。
（言いながらアレンの分のミートサンドを皿に乗せて、目の前に置く。
行儀悪く自分は運びながらも咀嚼を続け、上着を脱いだアレンを見ながら、飲み込む）
……にしても、ボウズ。まだ旅慣れてねぇ様子だな？
人を信じるのはいいが、その無防備さと無警戒さはちょいと心配になるくらいだぜ。
ひょっとたらお前、どこぞのお坊ちゃんだったりしてなぁ…ンなワケねぇか。ははっ！
（警戒心も無く服を肌蹴る姿。まさか、男に欲情する者がいるとは想定もしていないのだろう。
泊まる宿の当ても無く彷徨っていた、今までの行動も合わせて思い描き、目の前の青年の無防備さに苦笑する）