08/01/15 21:46:50
それから数日後・・・私は再び夕暮れの駅前に立っていた。今日は個人的な待ち合わせだ。
私はあれからテレクラには電話していない。風俗にも行ってはいなかった。
時計を見ながら私はタバコに火を点け、煙を吹かす。その煙は帰宅する人々の雑踏に溶けていく。
そんな人々を見ていると、私の後ろから可愛らしい声が聞こえてきた。
「ごめんなさいおじさま、お待たせしてしまって・・・」
そこには息を荒げた麻美ちゃんが立っていた。どうやら走ってきてくれたらしい。
「いや、私もついさっき着たばかりだよ・・・・麻美ちゃん」
あの日・・・・ホテルを出る前に、私はお金といっしょに麻美ちゃんの携帯番号を聞いていた。
そしてその次の日に、私は再び麻美ちゃんを呼び出して、ホテルで愛し合った。
その時に私は麻美ちゃんに、専属での援助交際を申し込んだ。すなわちパパになるのである。
私は麻美ちゃんに援交の怖い面を教え、説得していった。そして逆に専属援交の良い点を説明していく。
他の知らない奴に麻美ちゃんが抱かれるのが嫌だった。私は麻美ちゃんを独占したかったのだ。
麻美ちゃんは悩んだ結果、私の申し出を受け入れてくれた。それから私達は付き合うことになった。
「さて、麻美ちゃん・・・お腹空いてない?おいしいパスタを食べさせてくれる店があるんだが・・・」
「・・・・・はい、もうおなかペコペコです」
麻美ちゃんはそう言いながら微笑んで、私の腕にそっと抱きついてきた。
「じゃあ、そこで食事して・・・その後、麻美ちゃんをおいしく頂こうかな・・・・?」
私はワザとそう言って麻美ちゃんを見詰めながら顔を近づけ、柔らかい唇を塞いだ。
唇を離すと、麻美ちゃんは恥かしそうに頬を染めて俯いてしまった。
「・・・・・・・・・えっち///////」
麻美ちゃんは俯きながら、ちっちゃい声でそう言い、私に身を寄せて抱きついてくる。
私達は恋人同士の様に抱き合いながら、夜の街へと消えていった。