06/12/23 04:01:18
「や・・やめてよ・・・こんな・・・こんなの・・・・・・」
突然現れた男賊に押し倒された。
最近ルアスに女性をしかも聖ばかりを狙った連続強姦賊が出没するという事件があった。
手口は単純で、インビジブルで室内に侵入し背後から襲うというものであった。
事態を重くみたルアス守備隊が夜間見回りを強化したほどである。
（まさか、こいつ・・）
「連中間抜けすぎだぜｗまさか真昼間からレイプしにきてるとはおもわねーだろぐひひ」
「やだ・・・やだ！やめてぇ！！」
「うるせぇ静かにしろ鞭で血が出るまでひっぱたいてやろうか？」
男賊は女聖の顎に手をかけると乱暴にゆさぶった。
「痛いのやだよぉ・・・う、ぅ・・」
「そーそーいい子だぁ・・・おとなしくしてな。すぐに気持ちよくしてやるから」
押し倒され、脱がされていく。
いつも自分を愛してくれているあの人が彼女の脳裏に浮かぶ。
（ああボク、悪いやつに犯されちゃう･･････ごめん・・・ね・・）
彼女の瞳から涙がこぼれていく。
「･･たす、けて・・・」
「ここまできたんだから最後までやらせろまじｗｗｗ」
男賊のいやらしく蠢く手が女聖のソコに触れる。
「ぃ・・や・・・・たす、け･･･テ・・」
-待て！-
狭い室内に声が響く。
-彼女から離れるんだ-
力強い男の声だ。
（この声・・・ますたぁだ・・・・・・）
その声に反応したのか女聖を組み伏せていた男賊がやおら立ち上がり
声の持ち主のほうを向いた。
「おいおい人が楽しんでるときになんなんだよまじ」
-離れろ-
「ああ？おめぇ、誰を相手に言ってるかわかってんのか？俺は強いぜ？」
逆光を浴びていて、男賊からは男の姿はよく見えない。
姿をもっとよく確認しようと男賊が近づく。
「もう一度言う。彼女から離れろ」
「げひゃひゃ、おめぇ馬鹿だぁ！本物の馬鹿だ！死ぬぞお？」
「あぅ・・ますた・・・・ぁ・・・・・・」
「何も言うな。すぐに終わる・・・さて」
男は力無く横たわるギルメンにそう声をかけると男賊を鋭く睨んだ。
「彼女を辱めた罪は重いぞ、覚悟せよ」
「うぇうぇうぇ、俺の短剣は男の血で汚したくねぇんだがしょうがねぇ･･･
ギルメンの目の前でおめぇをめった刺しにしてやるよぉ！」
～続く～