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妻の暴走 愛も憎しみも殺意に 愛知・群馬事件の背景 (1/2ページ)
2007.11.14 21:18
「夫にこき使われた」「夫から捨ててやると言われた」。愛知県と群馬県で相次いで、
夫の首を絞めたり、まき割りで切り付けた妻が逮捕された。 長年連れ添った夫婦に
相次いで起こった最悪の悲劇。 妻たちの供述は、夫への怒りが殺意へと変貌(へんぼう)し、
暴走したことをうかがわせる。 妻が夫に愛想を尽かす形で 熟年離婚が増加するなど、
夫婦関係は一方の犠牲だけでは成り立たない。 妻たちの暴走の背景には何があったのか。
愛知県警津島署は14日、殺人未遂の現行犯で同県七宝町の無職、伊藤ひさ子容疑者(80)を
逮捕した。夫を窒息死させようとしたことを認めた。隆二さんは意識不明の重体だ。
群馬県では13日、高崎市の会社員、小林繁夫さん(55)を殺害した妻、
正代容疑者(51)が逮捕された。
愛知の事件は、日常的に家事を押しつけられているという妻の不満が突然“爆発”し
殺意に変わったとみられている。ひさ子容疑者は「草むしりをやれとか言われ、
普段からこき使われていた」。 2人は15年ほど前に結婚した。調べに、
ひさ子容疑者は「死にたい」と漏らしているといい、 一方的に耐えるだけの
夫婦関係に不満を抱え込んでいたようだ。
群馬の事件では、結婚から30年近く、最近もそろって紅葉を見に行くなど、
近所からも 仲が良さそうに見えた夫婦に芽生えた感情のすれ違いが最悪の悲劇に結びついた。
正代容疑者は「捨てられるなら夫を殺して自分も死のうと思った」。
数カ月前に繁夫さんから「捨ててやる」と言われ、気に病んでいたという。
夫婦・家族問題に詳しい識者は相次いだ2つの事件をどうみるか。
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