05/10/28 18:13:22
「マックのポテトってうまいよな!
俺、大人になって金があるようになったら山ほど食うんだ!」
子供のころそんなことを言ってた奴がいた。
学校帰りに少ない小遣いで買い食いするマックのポテトはそりゃあもう美味かった。
世の中にこんなに美味いものがあるのかと思うほど。
少年の中では「世界一美味い食べ物」、それがマックのポテトだった。
10年後、大人になって金を持つようになったかつての少年は、
ある日ポテトを2~30個買ってみることにする。1つ2~300円。安いものだ。
「……。」
不思議なことに食べても食べてもなくならない。
確かに美味しい。不味くなどない。でも、それほど入らないのだ。
ポテトは今も大好きだ。この美味しそうな匂いも昔と変わらない。
だけど、それでもあの時のポテトとは違うのだ。
彼は大人だった。涙はしない。
そして言うのだ。
「飽きたわけではない」
と。
-------------------------------------------
>>351
正確にいえば「愛情はあるが、馴れて刺激がなくなった」ってこと。あんたのせいじゃない。
男同士で腹割って話せばわかることだが100人中96人くらいはそうだよ。