07/02/26 20:34:36 NekYks9J0
あたしは道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、あたしは天下の看護師なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
激烈な臨地実習と国家試験を突破してから2年。 合格発表の日のあの喜びがいまだに続いてる。
「看護師免許」・・・・その言葉を聞くと、あたしは自然と身が引き締まる。
看護協会の先輩方に恥じないあたしだったろうか・・・先輩方はあたしに語りかけてくる・・・
「いい?伝統というのは私たち自身が作り上げていく物なのよ」と。
あたしの頭は感動でフットーしそうになる・・・
「人が何をしてくれるかを問うてはならないのよ。あなたが人に何をなしうるかを問うのよ」
あたしは使命感に胸が熱くなり、まるで宙を漂う蝶のような感覚に包まれた。
看護師免許を取得し社会に出ることにより、あたしたち看護師は伝統を日々紡いでゆく。
あぁなんてすばらしき看護。 知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき女王。
余計な説明は一切いらない。
「ご職業は?」と聞かれれば「看護師です」の一言でオトコの羨望の眼差し。
看護師になって本当によかった。