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暴かれたアプリで出会った自称年収3000万男の「裏の顔」
プロフィールを「盛る」ヤバい男
「マッチングアプリはだいぶ前から使ってます。登録したばかりの頃は出会いの多さに驚いたし、今もちょくちょく覗いてはいますが……最近はあまり期待しないようにしてます」
美緒はカフェラテを両手で包み込みながら、浮かない顔で語り始めた。
「この人。一見素敵な男性に見えますよね？ でもアプリのプロフィールと実物が全然違かったんです。私、デートでキレたのは初めての経験でした……」
身体つきはぽっちゃりしていて、ニキビ跡の目立つ肌にもどうしても目がいってしまう。
彼がアプリで加工した写真を使っていたことは一目で確信した。
さらに美緒は彼の行動が非常に気になった。
「お店について待っていてくれたのはいいんですけど……。彼、上座に座ってたんです。彼は広いソファ席についていて」
美緒は苦々しい表情で続ける。
「トークは高級なグルメや有名な人と仕事で会った話とか、気づけば自慢話を一方的に聞いている状態になってました」
その瞬間彼のプロフィール情報の真意を確かめずにはいられなくなってしまった
美緒はまず、彼の“フリーコンサルタント”という職業について追求した。彼が何の仕事をしているのか分からなかったからだ。
いくつかの会社で“COOっぽい”ことをしているとしか答えなかった。
「それすらも怪しいと思いました。さらには六本木のタワマンに住んでる設定だったのに、これも追求したら仕事の関係で最近下町の方に引っ越したと言い出したんです」
美緒が鋭い質問を投げるたび、彼の自慢げな態度はだんだんと勢いを失い、最終的に二人の会話はほとんど無言になってしまったそうだ。
彼のプロフィールの偽証は、一つ一つはちょっとした誤解や、単純に少し「盛って」しまっただけかもしれない
けれど必要以上に膨らんだイメージが崩れたとき、相手に与える不信感は大きい。
「極めつけはランチのお会計、なんとワリカンだったんですよ。」
URLﾘﾝｸ(news.yahoo.co.jp)