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コロナで自粛 クッキリ
2020/12/20
感染拡大局面 地震計「ノイズ」低下
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
新型コロナウイルスの流行でこの春、私たちの生活は大きく変わった。学校は休校、工場は休止、会社はテレワーク化が進み、街や駅から人の姿が消えた。
そんな変化を首都圏の地震計がキャッチしていたことが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の矢部優研究員らの分析でわかった。
高精度の地震計は地震の揺れ以外に、車や列車の往来、工場の機械など人為的な振動(ノイズ)も捉えている。
ノイズは地震観測の邪魔物でしかないが、矢部さんらは東京大地震研究所などが首都圏に設置した地震計18か所のノイズから、
この春のコロナ禍で社会や経済活動が停滞した状況を推定することを試みた。
その結果、感染拡大が問題になった3~5月、過去2年間の平均に比べてノイズが大幅に減った。
多くの地点で例年より最大2~3割も減少し、中には半減した地点もあった。
ノイズの変化を追跡すると、
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