20/11/04 21:51:32.32 CAP_USER.net
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韓国系CNN女性キャスターが米国の空港で3回続けて人種差別を受けたと明らかにした。
CNNアトランタのアマラ・ウォーカー・キャスター兼特派員は2日(現地時間)、CNNに「人種差別を経験した時、ほかの人たちは気にしていないと思っていたが、私が間違っていた」という題の寄稿文で、自分が先日経験した人種差別の状況を紹介した。
韓国系米国人のウォーカー氏は先月29日、ルイジアナ州のハリケーン「ゼータ」の取材を終えてニューオーリンズ国際空港を通じて戻ろうとしていた時、1人の男性に「ニーハオ、チンチョン」と話しかけられたという。ウォーカー氏は「ニーハオは中国語のあいさつで、チンチョンはアジア系米国人をからかうのに使われている人種差別的中傷」と説明した。
そして、「その男がターミナルで並ぶために私の後ろに立った時、彼の発言は人種差別であり、不適切であるということを厳重に問いただしたが、彼は思い上がっているような表情を浮かべて、すべてを否定して立ち去った」と語った。
2回目の差別はその数分後、ウォーカー氏が空港入り口の前で一緒にいたプロデューサーと座っていたところ、別の人種差別に遭ったことだ。マスクをしていない青年がウォーカー氏に近づいてきて、「英語を話しますか」(Do you speak English?)と聞いてきたのだ。ウォーカー氏は「なぜ私が英語ができないと思うのですか」と問い返すと、その男は「どのような言語を使うのですか」と再び尋ねてきたそうだ。
この状況について、ウォーカー氏は「その青年は(同氏に対して)日本語や中国語、韓国語を話すことを期待していたのだが、私は『スペイン語!』と答えた」「その後、青年はアジアの言葉のように聞こえるが、分からない言葉を話し始めた」と語った。一緒にいたプロデューサーがこの青年に立ち去るように言ったが、彼は拒否して、卑わいな言葉を叫び始めたため、とうとうプロデューサーは警察官を呼んだとのことだ。
3回目の人種差別は警察が到着した後に発生した。ウォーカー氏とプロデューサーが青年から受けた人種差別の状況を警察官に説明すると、警察官は「英語ができるかどうかを問うことは人種差別ではない。私の言っている事が分かるか」と聞いたという。
ウォーカー氏は「誰かについて英語を話すかどうかを確認することが本質的に人種差別的ではないということは理解している」と言いながらも、「しかし、空港にいた2人の男は私を見て自然に『英語ができない』と仮定し、その後に人種差別発言とからかいが続いた点をどう考えるべきだろうか」と言った。
さらに、「悲しいことに、このような事件は私だけのことではない。米国のアジア人は思ったよりも多くからかわれ、定型化され、犠牲にされ、差別を受けている」と語った。また、「新型コロナウイルス大流行の結果として、アジア人に対する言語的、身体的攻撃が急増している時代に生きている」とも言った。
ウォーカー氏はその一方で、このような人種差別経験をシェアするたび、見知らぬ人々から多くの応援メッセージをもらうことも明らかにした。ウォーカー氏は、「ジャーナリストである私が直観に反する話をするかのように聞こえることがあるが、私は、アジア系米国である私たちが忍耐することの難しさについては、誰も気にしていないだろうと思っていた。だが、このような(応援)メッセージを見た時、私は間違っていることが証明された」と書いて文を締めくくった。
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