20/08/15 07:23:37 pxLn7rbF.net
・米研究機関、「日本における中国の影響力」という報告書発表。
・安倍首相のコロナ対策の遅れは中国の対日影響力行使の結果と分析。
・習近平国賓来訪の計画の為に中国側に忖度した事が最大要因とも。
「安倍晋三首相がコロナウイルス対策で当初、中国に遠慮したのは中国共産党の最も効果的な対日影響力行使の結果かもしれない」―
こんな趣旨の指摘がアメリカの有力研究機関が7月下旬に公表した「日本における中国の影響力
(China’s Influence in Japan: Everywhere Yet Nowhere in Particular)」と題する調査報告書で明らかにされた。
中国の日本に対する種々の影響力行使の工作について多数の専門家や広範な資料を基礎に調査した同報告書は中国の武漢で発生した
新型コロナウイルスが日本で大感染となる経緯に関しても中国の対日影響力行使という観点から詳しく論考していた。
ワシントンの「戦略国際問題研究所(CSIS)」がアメリカ政府国務省の「グローバル関与センター(Global Engagement Center)」の支援を得て作成した同報告書は中国の統一戦線工作部などの
諸機関が日本に対してどのように影響力を行使して、どのような結果を得ているかを広範に調査していた。
約50ページの同報告書はCSIS研究員やコロンビア大学教授を歴任した国際政治学者のデビン・スチュワート氏が主体となり、
アメリカ、日本、中国などの専門家約40人との面接調査や広範な資料を基に約2年をかけて作成したという。
注目されるのは「日本に影響を及ぼす中国の戦術」という章で今年1月からのコロナウイルスの中国から日本への伝染を取りあげた点だった。
その章では「中国のコロナウイルス利用の試み」という項目で中国当局がコロナウイルス感染を利用して日本側での中国への反応を
融和的かつ友好的にしようと努めた実例として鳩山由紀夫元首相が南京の虐殺記念館にマスク1千枚を贈ったことを人民日報などが大々的に報じ、
「日中友好」を改めて強調したことが記されていた。