20/07/31 20:52:06.19 qLoO3n7Y.net
佐久本庸介さん(31)は統合失調症という病と10年以上闘い続けている。
統合失調症とは原因不明の精神疾患のひとつ。
10代のころに発症し様々な症状に悩まされながらもがき続けた彼の壮絶な半生とは?
"きっかけは中学生時代のイジメだった"
庸介さんは元々肌が弱く、肩や髪の毛にフケが目立っていた。
これが原因で多感な時期にクラスメートからのいじめの対象になってしまう。
ある夜の事、肌をケアする薬を塗っている時の事、
誰かの声:「今日も塗ってるね」
誰かの声が聞こえた。
辺りを見渡しても誰もいない。気のせいか?
すると「塗るのやめたんだ?」と自分の状況がわかっている様子で再び声が聞こえた。
どこかで自分を見ている。
ドアの隙間など至る所を粘着テープでふさいだがまだ2人の声が聞こえる。
監視しているかのように自分を笑う声に庸介さんは苦しんだ。
様々な手段を考えたが状況は変わらなかったため庸介さんは父に相談。
父は庸介さんの部屋で監視カメラを探したが全く見つからない。
それよりも息子が異常な剣幕で訴える様子が心配となり引越しをさせることにした。
庸介さんはこれであの隣人の嫌がらせからも逃れられると思っていた。
日に日に増えていく自分をあざ笑う声。
しかし、この時実際にはタチの悪いいじめも悪口も盗撮も受けてはいなかった。
庸介さんはこの時、病気によって精神に異常をきたしていたのだ。
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