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自由党の小沢一郎共同代表(76)が安倍晋三首相(64)との対決姿勢を強めている。
27日、岩屋毅防衛相(61)の会見を追及した。
沖縄の米軍基地辺野古移設を巡る県民投票の結果を受け、岩屋防衛相は沖縄の民意を受け止める姿勢を示しながらも、国の方針とは異なることを主張した。
小沢氏は「『沖縄は沖縄、国は国。勝手にすればいい。対話などしない』というように聞こえる」と沖縄を分離させる横暴論と指摘。
「もはや単なる現実逃避で政治ではない。民意に全く関係なく工事を進めるという姿勢を沖縄県民はどう見るだろう。ますます人々の心は離れ、国の分断は進む」と苦言を呈した。
反対多数の中、工事を継続する安倍政権に「あまりにも沖縄の民意というものを軽く考えている」と怒りをにじませた。
小沢氏はかねて辺野古移設に反対。26日も安倍首相を「もはや人間としてあり得ないもの」と厳しく糾弾している。
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