19/02/22 12:23:15.81 CAP_USER.net
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Photo: Fernando Trabanco Fotografía / Getty Images
2018年10月にカナダで娯楽用大麻が解禁されたことは、世界的なニュースとなった。一方、米国ではワシントンDCと9つの州で大麻が全面合法化されている(医療用も含めれば28州が合法)。
年齢などさまざまな条件をクリアした者だけが味わえる、いわば“大人の愉しみ”─のはずだったのだが……。
チョコが危険“大”
米国で最近、ペットが“うっかりハイ”になってしまう、という哀しい事故が相次いでいる。
特に多いのは、飼い主がキッチンやリビングに置き忘れたマリファナチョコを食べてしまう犬と、鉢植えの大麻草を齧ってしまう猫だという。
何らかの中毒症状を起こしたペットための相談窓口として、24時間体制の専用ホットラインを設置している「米国動物虐待防止協会(ASPCA)」によると、2018年に寄せられた大麻関連の緊急コールは1800件超。
娯楽用大麻が合法化される以前の2008年(208件)と比べると、じつに765%も増加している。
そもそも、犬は人間や他の動物よりも大麻の有効成分(テトラヒドロカンナビノール、THC)に敏感に反応する。
大麻の摂取が命にかかわることは稀だが、強い不安感による錯乱状態や、失禁、運動失調、音などの刺激に対する過剰反応を引き起こしたり、心拍数の低下を招いたりする。特に高濃度の“大麻バター”を含んだ食材では危険性が増すという。
とはいえ、日本で暮らしているあなたなら、所詮は「対岸の火事」に思えるかもしれない。だが、油断は禁物だ。
米国では、公園やイベント会場に落ちていた大麻を、愛犬がうっかり拾い食い……という事故も数多く報告されている。ペットと海外旅行するときには、ぜひ気をつけておきたい。
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