「ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる」32歳で自殺した歌人の遺作が異例のヒット。at LIVEPLUS
「ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる」32歳で自殺した歌人の遺作が異例のヒット。 - 暇つぶし2ch1:Ψ
19/01/28 13:48:56.05 cRb+Lv8d.net
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非正規雇用で働きつつ短歌に親しみ、2017年6月に自死した萩原慎一郎さん=当時(32)=の第1歌集「滑走路」(角川書店)が歌集としては異例のヒットを記録している。
初版は亡くなった年の12月で、発行部数は現在、8版3万部を数える。非正規で働く心情と同輩への思いを詠んだ歌は真っすぐな快さと味わいで心を打つ。
自ら非正規就労経験があり、労働者心理を研究する九州大大学院人間環境学研究院の学術協力研究員、有吉美恵さん(社会心理学)に読み解いてもらった。
〈ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる〉
〈頭を下げて頭を下げて牛丼を食べて頭を下げて暮れゆく〉
精神的な不調から通院しつつ早稲田大をアルバイトや契約社員として働いた。彼が所属した「りとむ短歌会」主宰、三枝昂之(たかゆき)さんは彼の作風を、
「非正規雇用という環境であえぐ青春像の典型」と歌集解説に書いた。
〈夜明けとはぼくにとっては残酷だ 朝になったら下っ端だから〉
有吉さんの心に最も響いたのは次の歌だ。
〈真夜中の暗い部屋からこころからきみはもう一度走り出せばいい〉
〈非正規の友よ、負けるな ぼくはただ書類の整理ばかりしている〉
有吉さんは2016年、厚生労働省の国民生活基礎調査を基に、フルタイムで働く若年・壮年層を正規、非正規に分けて、うつ症状を訴えた人の割合を調べたところ、
ほとんどの業種で非正規の方が上回った。
賃金格差のほか、所属欲求の不充足が要因の一つとみられるという。
〈箱詰めの社会の底で潰された蜜柑のごとき若者がいる〉
近い将来、同一労働同一賃金が法律で義務づけられる。正規、非正規で処遇が違わない世はもう夢でないのだろうか。
萩原さんは、短歌で自己実現した。
〈抑圧されたままでいるなよ ぼくたちは三十一文字で鳥になるのだ〉
「彼は歌人であるが故に苦しんだのではないか。作歌は現実を直視し、自分をさらし、身を削るような行為だったかもしれない。
それでも、何かを強く訴え、生きた証しを残したかったのだと思う。このような結果(自死)になり、若い才能が消えた。残念だ」


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