18/10/01 09:04:06.57 Pzhnzejw.net
デニー氏は、今回の沖縄県知事選挙で歴代沖縄県知事選挙において、過去最大の得票を得て圧勝した
保守系言論人は「オール沖縄は崩壊寸前」と述べるものもあったが希望的願望に過ぎなかった
事実、北谷町議会選挙そして名護市議会議員選挙では「オール沖縄」率いる県政与党系候補が全員当選した。これこそが知事選の前哨戦だったのだ。
佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のことネット右翼活動家達のことだ
彼らは東京のCS放送局やネットニュース番組等を行き来し、保守系論壇誌、「善意」で以て佐喜眞氏を応援した
9月13日に今回の沖縄県知事選挙が告示されると、彼らは勝手連的に佐喜眞氏への投票を訴え、併せて「玉城デニー陣営から威嚇、暴力的行為を受けた」などとSNS上で訴え続けた
ツイートを拡散して「玉城はパヨク」等というレッテルと共にリツイートは毎回500~1,000近くになる勢いとなったのである
在日コリアンは、日本社会の中で特権を享受しているマスコミが、その真実を遮蔽し、隠蔽している―という文脈の中で語られる『在日特権』というデマ第二次安倍内閣発足と共に衰退していった
なぜなら、いくら探しても『在日特権』を示す根拠が発見されなかったからである。
それに代わって登場してきたのが『沖縄侵略』
ネット右翼は「デニーが知事になると沖縄は中国にのっとられる」などと主張するようになった。
このような、トンデモ陰謀論とも思える連呼とセットに佐喜眞氏を応援することで、
常識的な感覚を持った有権者の多くは、むしろ佐喜眞氏へのネガティブイメージを持つに至ったかもしれない。
沖縄に中国の工作員が忍び込んでいる沖縄二紙が隠蔽しているというのは「大阪にスリーパーセルなどと呼ばれる北朝鮮の特殊潜伏工作員が存在する」という「工作員妄想」にも通底する陰謀論だ。
百歩譲って中国の工作員が日本に潜入するとすれば、それは自衛隊司令部のある市ヶ谷や横須賀や朝霞でなくては理屈に合わない
今回の知事選挙でNHKが行なった出口調査の中に、「投票で重視した争点」1位が「普天間(辺野古)移設」で2位が「地域振興」3位が「教育・子育て」4位に「医療・福祉」
このことからも分かるように、「中国の沖縄侵略」とか「沖縄二紙の問題」は、有権者の中で争点にすらなっていないのである。
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