18/06/05 12:54:59.88 u2h5uYZ+.net
「軍産は米朝会談潰しに専念しているがあり得ない。必ず6月12日に開かれる」と
本誌で述べた後の5月22日トランプは突然米朝会談中止を発表した。
多くの読者から「先生の言うようになりませんでしたね」と笑われた。
私は「まだ6月12日になっていませんよ」と返した。
米朝首脳会談はトランプにとってはアメリカの主導権を軍産複合体から取り戻す為の手段であり、
金正恩にとっては親子三代(金日成、金正日、金正恩)の悲願である。
北朝鮮の世界最大のウラニューム資源で北朝鮮がサウジアラビアのような資源大国になり、
金正恩が黄金のキャデラックに乗れるかどうかを決めるのは
中国ではなくアメリカであることを金正恩は百も承知である。
「朝鮮半島非核化」はトランプと金正恩の合言葉である。
半島の非核化と同時の在韓米軍(軍産)と将来の在日米軍撤退はトランプの対軍産勝利である。
トランプは今後の北朝鮮経済発展の為に
「アメリカは資金を出さず、中国、韓国、日本が資金援助する」と北朝鮮特使に伝えた。
中国も韓国も資金援助を強制されることはないが、
拉致家族という「人質」を取られている日本は身代金を払わざるを得ない。
今まで拉致家族問題に冷淡であった米、中、韓が何故急に協力的になったのか安倍首相はわかっていない。
喧嘩をしている相手の一方だけに飛び道具を捨てろでは仲直りは出来ない。
「トランプ・金正恩の出来レース」の狙いは軍産と日本が固執する
「喧嘩一方成敗」のCVID(完全、検証可能、不可逆的核廃絶)方式から
金正恩が韓国、中国、ロシアの後押しで主張する段階的・同時可決方式への移行であった。
トランプは米朝首脳会談中止宣言直後の復活宣言で「米朝会談は一回では済まない」、
「完全な非核化には10年かかる」等で朝鮮半島非核化方式を段階的・同時方式に転向することに成功した。
安倍首相は、拉致問題最優先が国益に反すること(身代金増額)を分かっていない。
いまだに「日本の政治年齢は14歳」(マッカーサー)。
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