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毎日新聞 2021/9/21 21:06（最終更新 9/21 21:06） 287文字
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新型コロナウイルスのワクチン接種＝東京都港区で2021年6月21日、手塚耕一郎撮影
大阪府羽曳野市は21日、市在住の元放射線技師の女性（36）が新型コロナウイルスワクチンを故意に4回接種したと発表した。女性は「ワクチン効果を高めるため」と話したという。
市によると、女性は今年3月、勤務していた大阪市内の医療機関で医療従事者向けの先行接種枠で2回接種。3月に退職し、8～9月に羽曳野市内の集団接種会場で、市が送付した一般の接種券で3、4回目を接種した。健康被害は出ていないという。
4回目の接種後、市がワクチンの接種記録をシステムに入力し、重複が判明。21日に本人に確認した。
市は「今後、接種記録を迅速に入力し再発防止に取り組む」としている。【上野宏人】