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毎日新聞 2021/9/9 19:39（最終更新 9/9 19:39） 276文字
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岐阜県笠松町
岐阜県笠松町の特別養護老人ホーム「銀の郷」で2019年に入居者4人が相次いで死亡し、介護が不十分だったと遺族が告訴していた問題で、県警は9日、運営する社会福祉法人「徳雲会」の女性代表理事を保護責任者遺棄容疑で岐阜地検に書類送検した。
遺族は20年11月、県警に同容疑で告訴していた。告訴状によると、施設では19年5月、給料の未払いなどを理由に職員27人中26人が一斉に退職し、入居者は十分な介護を受けられなくなり、4人が5～7月に死亡したとしている。
遺族は法人に対し、計4400万円の損害賠償を求める民事訴訟も岐阜地裁に起こしている。【熊谷佐和子】