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政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づき31日を期限に6都府県に発令中の緊急事態宣言の期限を9月12日まで延長する方針を固めたことで、次期衆院選は当面先送りされ、首相の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選が先行して行われる公算が大きくなった。菅義偉(すが・よしひで)首相はかねて衆院解散・総選挙より新型コロナ対応を優先する考えを示している。
首相は16日、官邸で記者団に「全国的に見て過去最大の感染拡大が続いている」と述べ、感染力が強いインド由来の変異株(デルタ株)の影響に危機感を表明。政府は新たな感染者を抑え、病床確保を確実にするためには宣言延長が不可避と判断した。
緊急事態宣言は蔓延(まんえん)防止等重点措置適用中の7府県にも拡大。重点措置は適用中の6道県を延長し、10県を追加する。宣言の拡大、重点措置の追加はともに今月20日から。
47都道府県の半分以上となる29都道府県が宣言、重点措置のいずれかの措置をとることになる。
自民は総裁選の日程に関し8月26日に決定する見通しで、9月17日告示、29日投開票が浮上している。衆院議員の任期は10月21日。
総裁選と衆院解散・総選挙に関し、首相は6日の広島市での記者会見で「まずは感染防止策、ワクチン接種を進めながら医療体制を確保していくことに全力を挙げて取り組む」と強調。その上で「全体として(判断して)いかなければならない」と述べていた。
自民総裁選をめぐっては、報道各社の世論調査で菅内閣の支持率が下落していることなどを受け、党青年局が党員・党友投票を行う「フルスペック」での実施を党執行部に申し入れている。
産経新聞 2021/8/16 22:22
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