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毎日新聞 2021/4/17 12:27(最終更新 4/17 12:27) 585文字
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「にゃん部長」の漫画を描いている坂口千夏巡査長=山梨県の甲府警察署で2021年4月9日午前10時46分、田中綾乃撮影
防犯を呼びかけるため甲府署が作った漫画が「警察っぽくない」「親しみやすい」と反響を呼んでいる。漫画のタイトルは「甲府警察地域課にゃん部長」。ネコの警察官が登場するかわいらしい絵と分かりやすい内容で、銀行や郵便局に配られるだけでなく県警の公式ツイッターにも登場している。
漫画を描いているのは城東交番に勤務する地域課の坂口千夏巡査長(28)。甲府署管内では昨年末、還付金詐欺の被害が多かったことを受けて、注意喚起のためにチラシをつくることになった。多くの人の目を引こうと漫画にすることになり、捜査のため犯人の似顔絵を任されることがあった坂口巡査長に、生活安全課から「マンガも描けるのでは」と依頼があった。そこでA4サイズのチラシに描かれたのが第1話の「電話詐欺にご用心!」。主人公はネコの「にゃん部長」で、新人警察官とともに特殊詐欺の被害を防ぐストーリーだ。
坂口巡査長は高校時代に美術部、社会人になってからもアートスクールで絵を学んだ。地元で警察官になったが、漫画を描くことになるとは全く思っていなかったと言い「警察は求められる能力が多岐にわたるが、その中で絵が描けるという特技を生かせている」とやりがいを感じている。
「にゃん部長」は2話まで公開されており、以降も続く。坂口巡査長は「地域の子供たちなどに愛されるキャラクターになっていってほしい」と話す。【田中綾乃】