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高知県奈半利町のふるさと納税をめぐり、収賄などの罪で起訴されている町の元課長補佐が、親族の業者からさらにおよそ2300万円を受け取ったとして、
警察が、来週にも追送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。
一連の捜査はこれで終結する見通しで、元課長補佐が受け取ったとされる現金は9000万円余りにのぼります。
奈半利町の元課長補佐の柏木雄太被告（41）は、叔父が経営する精肉店を返礼品の納入に関わらせた見返りに、
現金を受け取ったなどとして収賄や受託収賄などの罪でこれまで4回起訴され、受け取ったとされる現金は合わせておよそ7000万円に上っています。
その後の警察の調べで、おととし11月から去年夏ごろにかけて、両親と共謀して精肉店側からさらにおよそ2300万円を受け取った疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、元課長補佐と両親を来週にも収賄の疑いで追送検する方針です。
叔父の精肉店は肉の加工などを高額で請け負うことで現金を工面していたとみられています。
ふるさと納税をめぐる全国初の汚職事件の捜査はこれで終結する見通しで、元課長補佐が受け取ったとされる現金は追送検を含めるとおよそ9300万円にのぼります。
捜査関係者によりますと、元課長補佐は警察の調べに対し一貫して黙秘しているということです。
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