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2020.6.10 23:37
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ぬいぐるみ・着ぐるみ工房「アトリエパレット」では、職人が手作業で妖怪「アマビエ」のぬいぐるみを制作している＝東京都品川区（松井英幸撮影）
東京都品川区で、疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」のぬいぐるみが大量に陳列されたと話題を呼んでいる。
創業３４年のぬいぐるみ・着ぐるみ工房「アトリエパレット」のアマビエは、新型コロナウイルスの早期収束を願って、職人たちが全て手作業で制作。よく見ると、一つ一つ異なった表情をしている。デザインは現代風にポップで親しみやすさを強調した。
代表取締役の伊藤修子さん（７０）は「近所の幼稚園の子供たちがぬいるぐみを見て喜んでくれる。人形とは本来、人の心を明るくするもの。こんな時だからこそ物づくり、物の価値とは何かを考えてほしい」と話した。