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2020年5月24日 14時53分
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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が24日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)にリモート出演。新聞記者らとの賭け麻雀で辞職した東京高検の黒川弘務検事長(63)に対する処分に不満を述べた。
黒川氏は「訓告」処分にとどまり、6000万~7000万円といわれる退職金は給付される見通し。橋下氏は「頭にきてね」と前置きし、「お金賭けずに麻雀を黙々と朝までやっている人なんて、そんな人いませんよ。ただ、これは本音の部分であって、建前は賭博罪なんです。この建前を国民に強いていくのが政府であり、検察のような捜査機関」と持論を展開。
「建前を強いることで国の秩序を維持する。本音の部分がこうだからということで許してしまったらね、秩序なんか守れない。権力側が本音のところはこういう状況だから今回は許してあげますよ、と国民に対して許すなら分かるけれども。こんなこと許されるんですかね」と憤った。
「このことで検察の中立性をこのまま維持するなんてあってはならないと思う。こういう時こそ政治が介入して、それこそ指揮権発動ですよ。法務大臣が検察庁法に基づいて、捜査しろ、起訴しろと言うべきですよ。これ断固として言うべきですよ。そして裁判で明らかにする」と怒り心頭。
「内部調査でね、この数年間、月1~2回賭け麻雀はやってたけど日時が特定できない!?それ特定するのが、強制権ある捜査機関じゃないですか。こんなことぐらいを裏付け出来ない検察組織を国民は信用できますか」とまくしたてた。