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March 10, 2020 / 5:30 AM /
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9日撮影(2020年 ロイター/Pascal Rossignol)
[パリ 9日 ロイター] - パリで続く長雨の影響で、同市中心部を流れるセーヌ川が増水し、河岸の公園が水に浸かるなどの被害が出ている。
セーヌ川の水位は、オステルリッツ観測所で平常時より2メートル高い4.2メートルにまで上昇。この影響で、川沿いにある広場や遊歩道などが使用できない状態となっている。
セーヌ川遊覧船最大手のバトー・ムーシュ社は、アルマ橋周辺の河岸が浸水し利用者が乗船できなくなったとして、8日以降の運航を見合わせている。
アルマ橋中央の橋脚に立つズアーブ兵(アルジェリア歩兵)の像のふくらはぎに記された水位4.3メートルの印にも水が迫ってきているという。この像は、セーヌ川の水位を見るための目安とされている。
2018年1月の洪水時には、セーヌ川の水位は5.84メートルまで上昇し、ズアーブ兵は腰まで水につかった。
2016年6月の洪水では水位6.1メートルを記録。ルーブル美術館が所蔵品を避難させたり、数千軒の家屋が浸水する事態となった。
パリ市当局はこれまでに何度も、1910年1月に起きた大洪水の再来の可能性を警告している。当時は水位8.62メートルに達し、パリ中心部の大部分が水没した。