20/02/02 19:15:28.84 CAP_USER9.net
フィリピン保健省は2日、中国湖北省武漢市からフィリピン・セブ島を訪れていた中国人男性(44)が新型コロナウイルスによる肺炎で1日に死亡したと発表した。中国以外で死者が確認されたのは初めて。
一方、中国国家衛生健康委員会の2日の発表によると、中国国内におけるこの肺炎の死者は湖北省で45人増えて304人に、感染者は1万4380人(2590人増)になった。
中国本土以外では、フィリピンを含めて26の国と地域で170人以上の感染が確認されている。
フィリピンメディアなどによると、死亡した男性は、フィリピンで初めて感染が確認された中国人女性(38)の同行者で、25日から入院していた。この数日間は容体が安定し、改善の兆候があったが、最後の24時間で悪化した。男性はインフルエンザ(B型)や肺炎球菌にも感染していたという。
中国政府は春節休暇明けの3日以降、都市部で感染が拡大することを懸念し、北京市などは可能な限り勤務を在宅で行うよう指導している。
武漢市郊外では1月24日から突貫工事で建設していたベッド1000床の専門病院が2日完成し、3日から患者を受け入れる。軍医ら1400人が派遣される。武漢では1300床の専門病院をもう1カ所建設中だが、患者の急増に追いついていない。
◇WHO、無症状の感染者からの感染は「おそらくまれ」
一方、世界保健機関(WHO)は1日、新型コロナウイルスに関して、無症状の感染者からの感染は「おそらくまれ」との見解を発表した。感染者の詳しい感染経路を検証した結果、「無症状患者からの感染は、流行の主な原因ではない。ウイルスはせきやくしゃみで感染する」とした。【浦松丈二(北京)、久野華代(パリ)、武内彩】
2/2(日) 19:07配信
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