19/12/25 17:26:02.93 CAP_USER9.net
12月23日 横浜アリーナ
WBA世界ミドル級タイトル戦
王者
村田諒太(帝拳/33歳/16勝(13KO)2敗)
5回TKO
挑戦者
スティーブン・バトラー(カナダ/24歳/28勝(24KO)2敗1分)
自分のボクシングを確立
ーー23日のバトラー戦は良い意味での落ち着きが目立ち、好内容でのKO防衛だったように見えました。ただ、村田選手本人は「空回りしていた」と話していました。具体的に納得がいかなかったのはどの部分でしょう?
村田諒太(以下RM): ウォーミングアップのミット打ちやシャドーにキレがあったので、相手は打たれ弱いし、これは1、2ラウンドで倒せるんじゃないかなと思ってしまったんです。当たれば倒れちゃうぞ、と。その一方で、相手は1、2ラウンドは強いから大事にいかなければいけないとも考えていました。心底からいきたいという自分と、冷静にならなければいけない、ブレーキをかけなければいけないと考えている自分がいた。アクセルとブレーキを両方踏んでしまっているようなところがありました。心に葛藤があり、僕の中では無になりきれていなかったんでしょう。
ーーどのパンチが使えなかったとか、余計なパンチを浴びてしまったとかではなく、気持ち的にしっくりこなかったということでしょうか。
RM : そうですね。また、4ラウンドくらいには「このままハイペースで大丈夫かな」という考えが頭をよぎったりもしました。これは人生においても同じですが、ストレスを抱える瞬間って、何かを予測したときか、振り返ったときなんです。今回の試合中は3ラウンドくらいで先の展開を予測し、ストレスを抱えてしまいました。そういった意味で、僕の中では少し空回っていたのかなと感じたんです。
ーーただ、結果的には良いジャブでペースを作り、右でダメージを与え、焦らずにボディにも散らし、最後は左フックでKOしました。非常に良い流れで、これまでのベストに近いKOかなと感じたのですが、ご本人としてはいかがでしょう?
RM : うーん、前回のブラント再戦のKOも良かったと思います。あの試合も最後の決め手となったのは左フックでしたね。左フックを狙って打っているかといえばそうではなくて、自然と当たるというのはいいんでしょう。スパーリングで左フックが当たるかなと思って狙い始めると、だいたい崩れるんですよ。(バトラー戦は)その点で、フィーリングは悪くなかったんじゃないですかね。
以下ソース
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