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2019/2/22 17:02
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欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は22日、ユーロ圏で現在見られている景気低迷が予想より長期化した場合、ECBには金融政策のガイダンスを変更する用意があると述べた。
ビルロワドガロー総裁はリスボンで行った講演で、ドイツの製造業生産の低迷やフランスの抗議デモなどの一時的な要因が経済成長の重しになっていると指摘。
「こうした要因が解消し、地政学リスクも後退すれば、経済成長率は次の春か夏には上向く」との見方を示した。
ただ「現実のものとなる公算は小さいが、排除できない可能性として、景気低迷がこれよりも長く継続する場合、ECBには金融政策のガイダンスを調整する用意がある」と述べた。
同時に、ECBがマイナス金利政策を予定よりも長い期間にわたり維持する場合、銀行利益が影響を受け政策の効果が打ち消される可能性があるとの懸念を念頭に置くべきとの考えも示した。
ECBは少なくとも今夏にかけて金利を低水準にとどめる方針を表明しているが、ユーロ圏の経済成長率が低迷する中、こうした方針と市場の見方との間の乖離は広がっている。