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2018年11月1日 08時20分
国会は３１日、安倍首相の所信表明演説に対する３日間の各党代表質問を終えた。最終日の参院代表質問では、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理・難民認定法（入管難民法）改正案への質問が相次いだ。首相は詳細を「検討中」と述べるにとどめ、議論は深まらなかった。
質問に立った与野党の議員７人のうち６人が、同法改正案について政府の見解をただした。外国人労働者を受け入れる規模や社会保障制度などの態勢、日本国内の雇用環境への影響など切り口は多岐に及んだ。
これに対する首相の答弁は繰り返しが目立った。「検討を進めている外国人の受け入れ、共生のための総合的対策を実行に移し、外国人との共生社会の実現に向けた環境整備に努めていく」などと５回以上も同じフレーズを使った。
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