18/08/24 15:19:27.10 CAP_USER9.net
準Vの金足農、準々決勝で決めた2ランスクイズに米メディアが脚光
第100回全国高校野球選手権記念大会は、大阪桐蔭(北大阪)の史上初となる2度目の春夏連覇で幕を下ろした。大阪桐蔭の強さと共に、大会の主役だったのが県勢として103年ぶりに決勝に進んだ金足農(秋田)。プロ注目のエース右腕・吉田輝星(3年)を中心に吹かせた旋風は夏の記憶として色濃く刻まれることとなった。
金足農の快進撃の中でも、とりわけ印象深いシーンは準々決勝・近江戦(滋賀)の9回に成功させた、衝撃のサヨナラ2ランスクイズ。米メディアもこのシーンをクローズアップしている。
まさに鮮やかに決めた。1点を追う9回無死満塁。9番の斎藤璃玖(3年)が三塁側へスクイズ。捕球した三塁手が一塁へ転送する間に、三塁走者だけではなく、二塁走者の菊地彪吾(3年)までもが一気に本塁を陥れたのだ。
見事なバント、そして迷いのない積極的な走塁が生んだ奇跡のワンシーン。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「FOR THE WIN」も「日本の高校野球チームが見たことがない、爽快な2ランスクイズを見せた」とタイトルをつけて、特集を組んでいる。
「野球で9回には多くのシナリオがある、たくさんの出来事が起こりうる。日本の金足農業高校が、近江高校に対して見せた2ランスクイズはその中でもトップのプレーといえるだろう」
「アメリカの高校野球もこのような試合をする必要がある」
「3塁前に転がしたバントに対して3塁手は1塁にボールを投げる。しかし、この時3塁に達したランナーは走ることを止めなかった。近江高校の本塁への送球をかいくぐり判定はセーフ。金足農業はサヨナラ勝ちを収めた。これはクレイジーだ」
記事では2ランスクイズのシーンをこう回想。称賛の意味で“クレイジーだ”と伝えているのだ。
「アナウンサーの実況も衝撃的だった。アメリカの高校野球もこのような試合を見習う必要がある」
米国の高校生も見習うべきだという、鮮やかな攻め。日本を熱く盛り上げた「Kanaashi Nogyo」の名は米国にまで轟いていた。
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