18/08/22 20:50:12.87 CAP_USER9.net
化粧品各社が、男性向けの事業を相次ぎ強化している。ポーラ・オルビスホールディングス(HD)子会社が国内初となる男性用の総合コスメブランドを立ち上げるほか、マンダムや資生堂は企業の社員や就活生に身だしなみを伝授するセミナーを開催している。マナーとして清潔感が重視され、スキンケアなどに関心を持つ男性が増える中、各社とも新たな需要を掘り起こしたい考えだ。
ポーラ・オルビスHD子会社のACRO(東京都品川区)は、男性用化粧品ブランド「ファイブイズム・バイ・スリー」の販売を9月に開始する。ファンデーションをはじめ、ベースメークやポイントメークを中心に、2200~5200円の61品目(色違い含む)を用意。20代以上のファッション感度の高い男性などがターゲットという。
百貨店や公式EC(電子商取引)サイトで販売し、平成32年までに国内主要都市の20店舗で扱う計画。海外でも同年までにアジアへ展開し、欧米進出も視野に入れる。ACROの御後章社長は「身だしなみやマナーだけでなく、男性のセンスアップとしてメークという新しいカルチャーを提案する」と意気込む。
一方、マンダムは青山商事と組み、6月に東京都八王子市の帝京大八王子キャンパスでインターンシップを控えた学生向けのセミナーを開催。マンダムが男性用化粧品「ギャツビー」や「ルシード」を使った髪やひげ、肌の手入れ方法を教え、青山商事はスーツの着こなし方法について説明した。マンダムは、11月に国公立で初となる信州大の就活生向けにもセミナーを開く予定という。
同様のセミナーは、男性用化粧品「ウーノ」を展開する資生堂も開催。4月にサイバーエージェントの新入社員にスキンケアの重要性を説き、洗顔方法やひげのそり方といった技術を教えるセミナーを実施。
その後もプルデンシャル生命保険や東京海上日動火災保険で開催したほか、9月7日には名古屋市で20~30代のビジネスマンを対象にした100人規模のセミナーも予定している。
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