18/08/22 19:42:05.90 CAP_USER9.net
感染力が強いため警戒が必要なブタの伝染病の「アフリカ豚コレラ」に感染したブタが中国で相次いで確認されていて、農林水産省は国内の畜産関係者に対して警戒を呼びかけています。
「アフリカ豚コレラ」は、感染した動物との接触やダニが媒介してブタやイノシシが感染するウイルス性の伝染病で、感染力が強いうえ、ブタはほぼすべて死ぬため、畜産関係者から強く警戒されています。
従来はアフリカでの発生が中心でしたが、10年ほど前から東ヨーロッパなどでも確認され、今月に入ってから中国の4つの養豚場などでアジアでは初めてとなる感染が確認されました。
これを受けて農林水産省は、国内の養豚業者に対して飼育場への人の出入りを最低限に抑えることや、餌の加熱処理の徹底など警戒を呼びかけています。また、全国の空港や港では海外への渡航者に対して畜産施設に立ち寄ったり、家畜と接触したりしないほか、許可なく肉類を持ち帰らないよう呼びかけています。
感染が確認された中国の地域からの直行便がある空港では、検疫体制を強化しているということです。農林水産省国際衛生対策室の担当者は「今後の中国での発生動向を注視しながら国内での発生を何としても防ぎたい」と話しています。
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