18/04/07 15:50:20.42 CAP_USER9.net
■5つの材料から「離活」をして最終決断
では、離婚して幸せになるか、ならないか、その見極めはどうしたらいいのでしょうか。
その基準は以下の5つが判断材料になります。
一つひとつ見ていきましょう。
離婚したいと思ったら、まず以下の5つを頭に入れたうえで、「離活」(離婚活動)をしていただきたいのです。
1)本人の性格
まず1つ目は本人の性格です。
具体的に言うと、離婚すべきかどうか、ランダムに10人位の人の意見を聞くといいでしょう。
このときの心構えとして「何を言われても怒りません、言ってください」という低姿勢で、ランチくらいはごちそうしてお願いしましょう。
「そんなのはイヤ!」という時点で、離婚には向かないと思います。
離婚後の人間関係は、人生を豊かにする重要な要素です。
「他者のために」「お世話になったらお礼はきちんとする」という気配りができる人でないと、難しいでしょう。
2)住まいの確保
2つ目は住まいです。
持ち家の人なら、財産分与で自分がその家に住めるのかどうか。
仮に住めた場合でも、管理費・修繕費・税金等が払えるのか。
マンションの場合は、新築時には管理費・修繕費を低く見積もっているケースも多いので、管理会社の担当者に聞いてみるとよいと思います。
賃貸の人は、自分が支払える家賃相場ではどこに住めるか調べてください。
3)実家
いざというとき、実家に頼れるか。親子でも深い話はなかなかしていない場合が多いようです。
また、長年離れて暮らしていると、親も別の生活をしています。
親御さんが将来の生活をどのように考えているのか、尋ねてみましょう。
「家を売却して老人ホームに住みたいから、あなたが帰られると困るわ」ということもあるかもしれません。
4)離婚後の収支
トータルに見ていく感覚が問われます。
FPの仕事のひとつに「ライフプランニング」というものがあります。
FPに依頼すれば、これから一生の生活の収支のシミュレーションをしてもらい、破綻を防ぐことができます。
百聞は一見にしかず。ライフプランニングを実行して、実際に、離婚を考え直した人もいます。
5)健康問題
抜け落ちやすいのが最後の健康問題です。
健康診断を徹底的にして、病気がないかどうかを見つけ、もしあったらきっちり治療を優先すべきです。
1人になってからでは、できないこともあります。
この健康問題には、家族の病気や介護問題も含まれます。
■時間をかけて、じっくり最終判断をしてほしい
以上、「5つの判断材料」を元にしつつ、改めてパートナーとのこれまでの結婚生活を振り返ってください。
恋愛時代から今までの間に積み重ねてきた歴史などを、です。
私は「今日にでも離婚をしたい」という相談者に「今離婚したら、同じ過ちを繰り返すことになりますよ、別れたい理由、原因もしっかり把握する時間も必要です」と話しています。
5つの材料を挙げましたが、最終的な離婚判断は「経済的」「精神的」「肉体的」の3つの側面から考えて、時間をかけて判断してほしいのです。
そして決断したら「覚悟」をします。
離活をして、覚悟が定まれば、あとは新しい人生で輝くこともできます。
離活途中で面倒になる人は離婚しないほうが幸せです。
なんだかんだご主人様があなたを支えてくださっていることに感謝することも必要です。
たとえ、考える時間が長くてもしっかり覚悟が定まれば、必ず幸せになれます。
もし、復縁するなら今までの夫婦関係を改善し、自分も変えることを決断してください。
「離婚する」「復縁する」、最終的にどちらを選んでも幸せになるよう、道を開いてください。
URLリンク(toyokeizai.net)