25/08/12 18:10:51.32 H4AmcBAB.net
◆8月から9月に猛烈な台風直撃の可能性が
また、今年の台風は例年よりも日本の近海で発生する傾向にある。台風はインド洋から東に向かって吹く季節風と熱帯の海上から西に向かって吹く偏東風がぶつかることで発生するが、温暖化などの影響によってこれら二つの風がぶつかる場所が北に移動しているためだ。これまでより日本へ接近するまでの時間が短いことで、強い勢力を維持したまま上陸することが危惧されている。
今年の台風の勢力について、前出の立花氏はこう続ける。
「台風の勢力には、海水温の高さが大きく関係しています。海水温が高くなればなるほど、大量の水蒸気が蒸発して巨大な雨雲が生まれやすくなる。そうした雨雲を台風が取り込みながら通過していくことによって、雨や風が激しさを増していくのです。先日、私が東北地方の三陸沖に調査に出向いたところ、平年に比べて海水温が5~6℃高いことがわかりました」
東京都立大学特任教授の藤部文昭氏の研究によれば、海水温が1℃上がるにつれて、雨雲がもたらす1時間あたりの降水量が7~19%上昇すると報告されている。台風も同様に、海水温が上昇すれば降水量が増え、洪水や土砂災害のリスクが高まる。
前出の村山氏はこう警鐘を鳴らす。
「日本付近の海水温は、毎年9月頃にピークを迎えます。したがって、8月から9月にかけては猛烈な台風が直撃する危険性が高い。具体的に言えば、家屋の倒壊や大規模な停電を引き起こす970~950ヘクトパスカル程度の、勢力の強い台風がいくつも上陸する可能性があります。’04年に日本列島に台風が10個も上陸して甚大な被害をもたらし“災害の年”と言われましたが、同じような状況になるかもしれません」
凶暴化を続ける台風の連続上陸が、すぐ目の前に迫っている。
『FRIDAY』2025年8月22・29日合併号より