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>>768 新約聖書で各書の成立順
正典:新約聖書をどう読む(1)
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パウロ真正書簡(第一書簡、パウロが書いた異邦人向けの手紙)
49年、ユダヤ人は全員ローマから追放された(後に赦された)。
50~52年頃、テサロニケの信徒への手紙1(主に再臨に備えておくように)
パウロ最初の書簡で新約聖書中最も古い。
53~54年頃、ガラテヤの信徒への手紙(パウロ主義の原点、律法対福音、割礼不要)
54年頃、コリントの信徒への手紙1(混乱の教会へ、愛と自律の共同体を求める)
コリントの信徒への手紙2(涙の手紙、和解の手紙)
55~56年、ローマの信徒への手紙(信仰義認、ユダヤ人と異邦人キリスト者の理解と和解)
60年頃、フィリピの信徒への手紙(パウロ支援者への感謝、迫害は恵み)
フィレモンへの手紙(解放奴隷の開放への願い)
福音書(マルコの、マタイの、ヨハネの、ルカの)と使徒言行録(使徒の働き)
紀元50~60年代、マルコによる福音書(イエスとは何者なのか、何を伝えたのか)
ヘブライ人への手紙(真理の知識で武装せよ)
ユダヤ戦争後(70年以降)アレキサンドリア付近ギリシア語を母国語とするユダヤ人キリスト者
公同書簡(全キリスト者への手紙)ユダヤ戦争後(70[エルサレム陥落]~73年[マサダ陥落]以降)
70年以降、ヤコブの手紙(パウロ批判、信仰より実践が重要)
パウロの名前で書かれた書簡(第二書簡)
80年頃、コロサイ信徒への手紙(キリスト者の家庭訓)