24/02/23 14:05:29.78 EvCplbzc.net
>>897
>100人が予め「1」と答えるとしめし合わせる
>箱の中で一つのサイコロを振って出目=1だったとする
>100人全員が「1」と答え全員が的中、つまり的中確率=1
>人数を任意自然数に変えても同じ
>さて箱の中の出目は確率変数でしょうか
1)確率変数ですね
2)いま、上記を繰り返したとする。サイコロは、イカサマとする。100回で95回が1出て、残りたまに2~6が1回出る
100回の統計処理をすると、確率変数X=1 で95/100、X=2~6 で各1/100の確率分布が得られる
3)そこに第三者が来て、数当てに参加したとする
彼は確率分布の表を見て、「箱の中は1」と答えるだろう
なお、確率、試行、確率変数と確率分布について
下記の飛田武幸 コトバンクをご覧あれ
(参考)
URLリンク(kotobank.jp)
コトバンク
改訂新版 世界大百科事典 「確率」の意味・わかりやすい解説 執筆者:飛田 武幸
銅貨を投げて表が出たり裏が出たりするのは同じ程度に期待できるとか,明日は雨がほとんど降ることはなかろうなど,偶然に支配されて起こる事柄について,それが起こる可能性の大小を表す数値が確率である。そしてそのような現象を数学的に取り扱うのが確率論である。実際の具体的な現象では偶然に起こる事実に加えて他のいろいろな要因が関係してきて複雑になるので,理想化したモデルを想定して考えることが多い。
より進んだ確率論を展開するには,同じ考え方ではあるがもっと一般的な定義に拡張しておく必要がある。そのようなものとして,1933年にソ連のA.N.コルモゴロフによって提唱された公理系がある。根元事象をωとかき,それらの全体をΩとする。取り扱いたい事象(Ωの部分集合)の集合をBとする。このBは和集合や補集合をとる演算に関して閉じていることが要請される。
試行
さいを投げる場合のように,結果が偶然的なもので排反事象の列A1,A2,……で表されるとし,それらのうちのどれか一つが必ず起こる,すなわちP(A1)+P(A2)+……=1であるときこれを試行という。
確率変数と確率分布
n回のベルヌーイ試行で成功する回数をXと書けば,それは偶然によっていろいろな数値をとる変数である。このような変数を確率変数という。一般に確率変数とは,それがとる値のそれぞれに一定の確率が付与されているような変数であるということができる。
したがって,確率空間の言葉を用いれば,それは根元事象ωの関数X(ω)で,すべてのxについてX(ω)≦xとなるようなωの全体が事象,すなわちBの要素でありその確率が定まるようなものである。