21/10/01 08:49:05.54 9nXmqzo6.net
>>856
>スケルトンの圏が成り立つのは藁論法と主張したから、藁から案山子をつくる、
レスありがとうございます。
前半の難しいところは、華麗にスルーしてw
後半の「藁人形論法(ストローマン手法)>>425 vs ”単純化=simplifications”>>811」
をば、少しだけ
1.ショルツェ氏の使った”単純化=simplifications”の手法は、数学を理解する上では、重要な手法です
例えば、いま3頁の証明があって、「理解したか?」と言われて「3頁そのままの暗記」を言っても「単に丸暗記じゃない」と言われる
それよりも、「証明の要点は3点あり、AとBとCです」とする方が気が利いている。これが、単純化手法です
2.さて、「スケルトン」とは、”元の理論の正確な骨格であって、贅肉を落としたもの” と定義します
3.ショルツェ氏の単純化手法は、証明のギャップを指摘する手法としては、これだけでは許されないので
4.つまり、単純化手法は、百人百様です。問題は、単純化して、正確に「スケルトン」になっていることの証明がない
その証明は、おそらくは、元の論文と同程度に複雑になるでしょう
だから、単純化手法で突き止めた証明のギャップを具体的に(ピンポイントで)指摘すべきです
それが出来ないならば、基本的には、”藁人形論法”にすぎない
(ショルツェ氏は、単純化して、モノドロミー作って、”which leads to an empty inequality”>>774で、終りです)
5.”藁人形論法”に、論文の著者が対応する義務はないと考えられます(”藁人形”はいくらでも可能ですからね)
6.しかし、今回については、欧米の数学者(多分フェセンコ先生など)が
”藁人形”潰しに動くと予想しています。zbmathレビュー>>12が出されましたからね
「ふざんけんじゃねー!」でしょう。(楽しみです)
纏めると、”単純化=simplifications”の手法は、数学を理解する上では、重要な手法
しかし、証明のギャップを指摘する手法としては、これだけで済ますべきではない
ショルツェ氏のSS文書は、証明のギャップを具体的に(ピンポイントで)指摘していないので、形式上での不備があります
おそらく、実質的にも、彼はIUTが理解できていないように思います
以上