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【ワシントン=柿内公輔】日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加方針を、米メディアも速報で伝えた。
ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は、「景気浮揚のためにも、
野田佳彦首相がTPP交渉参加を決めた」との共同通信の配信記事を引用。
AP通信は、「交渉参加は国益のため」とした首相の会見の言葉を紹介し、大手の輸出業者は、
「海外市場へのアクセスが増え、日本経済の競争力が維持される」との期待を示していると指摘。
一方で国の手厚い補助を受けてきた農家は、「もしコメなど農産物の関税が引き下げられれば、
ビジネスが成り立たない」と懸念しているとした。
産経新聞 11月11日(金)22時43分配信
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