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○経済界、TPP交渉参加方針表明を歓迎
野田首相がTPP交渉への参加方針を表明したことを受け、経済界から歓迎する声が相次いだ。
経団連の米倉弘昌会長は「国論が二分する中、国益の観点から、交渉参加という方針が基本的に
決定されたことを歓迎する」とのコメントを発表した。日本自動車工業会の志賀俊之会長(日産自動車最
高執行責任者)は「アジア太平洋地域でのビジネス環境の整備と自由貿易の進展が期待される」とした。
三菱ケミカルホールディングスの小林喜光社長は「ようやくスタートラインに立った。TPPに参加し、
イニシアチブ(主導権)を取ることが不可欠だ」と強調した。
旭化成の藤原健嗣社長は「日本の産業を守るだけでなく、太平洋地域の投資、知的財産などの
共通ルール作りにも積極的にかかわってほしい」と訴えた。
□ソース:読売新聞
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