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★TPP交渉参加、「賛成派」の医師が過半数- ケアネット調査
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉参加について、「やむを得ない」と考える
「消極意見」まで含めると、医師の過半数が「賛成派」であることが、
8日までのケアネット(東京都千代田区)の調査で分かった。
ケアネットは、TPP交渉への参加の是非について、4-7日に同社サイトの
会員医師を対象にインターネット上で調査を実施。1000人から回答を得た。
その結果、全体では、TPP交渉について「参加はやむを得ない」と考える医師が44%で最も多く、
以下は「参加しないほうがよい」30%、「全面的に反対」14%、「全面的に賛成」9%などの順。
ケアネットでは、「やむを得ない」を「消極意見」として「賛成派」にカウントしており、
「賛成派」が53%と過半数に達した。
このうち、勤務医の「賛成派」は56%だったのに対し、開業医では「全面的に反対」が22%、
「参加しないほうがよい」が30%と「反対派」が半数を上回った。
=グラフ= URLリンク(www.cabrain.net)
アンケート調査に寄せられた 「賛成派」のコメントでは、「医療にも競争、効率化が必要と思う」
「是々非々ではっきりと日本の利益になるように主張すべき」「医療に競争原理はそぐわないが、
不要なものは淘汰されるべき」などがあった。
一方、「反対派」のコメントでは、
「医療格差を助長し、ひいては現在の保険制度の崩壊につながりかねない」
「国民皆保険制度は絶対守るべき! コメは輸入できても、健康は輸入できません」
「医療にも経済観念が持ち込まれ、おかしな方向に行きそうな気がします」などがあった。
TPPについては病院団体などから、混合診療の解禁による国民皆保険制度の崩壊や、
海外資格医師の流入などを危ぶむ声が上がっている。
キャリアブレイン URLリンク(www.cabrain.net)