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★TPPで県内議員、反対・慎重派「長い闘い」、賛成派「参加して主張を」/神奈川
環太平洋連携協定(TPP)交渉参加をめぐる攻防は、民主党のプロジェクトチーム(PT)の提言取りまとめを経て、
野田首相の判断に焦点が移る。一連の協議で声を高めた反対・慎重派は、交渉を見据えて「長い闘いになる」と強調。
賛成派からは「交渉に参加した上で堂々と主張すべき」との声が上がっている。
全国農業協同組合中央会が提出した交渉参加反対の請願書の紹介者にもなった岡本英子氏(衆院3区)は
「政府は食料自給率を上げると言っているがTPPに入ればもっと大変になる」と懸念。
農業以外でも、「国民皆保険など日本のいいものが脅かされる恐れがある」と眉を曇らせた。
1年半前からTPPの問題点を指摘してきた首藤信彦氏(7区)は
「これまで日本が一生懸命守ってきた国民皆保険など社会システムが崩れる恐れがある」と指摘。
さらに、「交渉参加表明をしたって、米が受け入れるか分からない。脅威を一つ一つ検証する。長い闘いになる」と語った。
TPPをめぐる論議では反対派の声がクローズアップされてきたが、賛成派も少なくなかった。
約1カ月前に初開催されたPT総会で、藤井裕久元財務相(衆院比例南関東)は
「経済的に国境を高くしている国は衰退する」と言明。
「国民に十分説明できるだけの情報がないのだからこそ交渉に入るべき。
TPP参加には国会での批准が必要なのだから、交渉入り自体が駄目というのは違う」(笠浩史氏=9区)といった声もあった。
「TPPを慎重に考える会」も一枚岩ではなかった。
田中慶秋副代表(5区)は同会に名を連ねるが、「交渉に参加した上で日本の農業をこうしたいなどと堂々と主張すべき。
交渉参加についての議論だけが行われているのはおかしい」と指摘していた。
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