11/11/10 01:43:00.19 EzaahdKVO
>>49
日本は地方の耕作地の特殊性がある。
たしかに耕作地ごとの収穫率は低い。日本は農業技術に先進性はあるのに、実態としての農業はずっと後進国なみだといわれてきた。
しかしそれは、日本の環境とも関係がある。
いうまでもなく、農業といえど人為的なそれは環境を破壊してきた。
技術は環境を破壊する。
だからこそいまある地域それぞれの環境は、その地域が破壊し、妥協して育み、あるいは保存してきた歴史の成果だ。
大規模農業はそれを変える。
第一、日本の弱小農業は滅多なことで地形を変えなかった。だからこそいまだに弱小農業なのだ。
だが大規模農業は地形も変える。いうまでもなく、近代産業の要請により日本人が地形や環境を破壊してきたのは事実だ。
しかしいま、農業の名においてまたそれをするのか?