11/11/10 02:32:28.18 UkOgD0B3O
>>591続き
反対派・東谷氏は、建設業についてこう書く:
日本の巨大ゼネコンは、TPPに参加すると海外進出しやすくなるという希望をもって賛成しているようです。
[しかし]私は「ちょっと待て」と言いたい。
「地方の場合、完全に海外企業が入札に加わってきますよ。
その時、あなた方、勝てますか?」と。これまでの実績重視や談合すれすれの情報交換など、そうしたテクニックが、すべて使えなくなります。(同上p.161)
彼は「外資が入ってきたら談合できなくなるからTPPに反対したほうがいい」と建設業界をけしかけているのです。
そして彼らが恐れるのは、海外企業が政府の不公正な貿易慣行を訴えるISD(investor-state dispute)の制度ができることです。
要するに、農協やゼネコンなどの既得権を保護して「古きよき日本」を守ることが彼らの目的なのです。