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【国際】 "中国、メコン川流域に人民解放軍の武装部隊を常時派遣へ" 船員銃撃事件受け、巡視艇5隻に千人規模 - 暇つぶし2ch1:有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★
11/11/09 21:50:27.14 0

【上海=河崎真澄】中国青海省を源流に、雲南省からミャンマー、ラオス、タイへ、インドシナ半島を南下しながら流れるメコン川流域に、
中国が千人規模の武装部隊を派遣する方針を決めたことが分かった。中国共産党の機関紙、人民日報(電子版)が9日までに伝えた。
部隊は人民解放軍兵士らで構成され、巡視艇5隻で12月から、国境を越えて警備を始める。

メコン川流域で先月、商船2隻が襲われ、中国人船員13人が殺害された事件を受け、中国はミャンマーとラオス、
タイと共同警備体制構築で合意していた。

ただ、4カ国では圧倒的な軍事力をもつ中国が、治安維持で主導権を握るのは確実。
中国による武装部隊の外国への常時派遣は初めてとみられ、メコン川最下流のベトナムなど周辺国は警戒を一層高めそうだ。

同紙によると、すでに5隻の商船が中国政府によって買い上げられ、巡視艇への改造作業が進んいるという。
巡視艇には水上警察ではなく、軍の国境警備部隊が配置される見通し。巡視艇の装備などは明らかにされていない。

メコン川は古くからインドシナ半島の船舶による最重要の輸送ルート。だが、雲南省からミャンマー、ラオス、
タイにかけての「黄金の三角地帯」と呼ばれる流域では麻薬や武器の密輸、人身売買、不法入国などが多発している。
先月の商船襲撃事件をめぐっては、タイ警察が殺人容疑でタイ人兵士9人を逮捕している。

中国の公安相とタイの副首相、ラオスの副首相兼国防相、ミャンマーの内相は先月31日、北京で「メコン川流域法執行・安全協力会議」を開き、
流域の治安維持や取り締まり強化、12月からの正常な船舶の運航再開などで一致している。

関係国と合意したとはいえ、自国の船舶の安全航行確保を理由に、中国が国境を越えてメコン川に武装部隊を常時派遣することに対し、
南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島やパラセル(西沙)諸島で中国と領有権を争い、かつメコン川の最下流もあるベトナムが今後、
どのような反応を示すかが焦点となりそうだ。

経新聞 2011.11.9 21:01
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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