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大阪市長選(13日告示、27日投開票)で再選を目指す平松邦夫市長(62)は、「市民協働」を
旗印に、街頭犯罪や放置自転車の減少、行財政改革など実績を上げてきた。一方で、一騎打ちとなる
橋下徹・前大阪府知事(42)が、既成政党との対決を演出しながら過激なフレーズで世間の耳目を
集めるのに対し、「発信力不足」「自分の意見を貫けない」との評価もつきまとう。平松市政の1期目
を振り返った。
「この4年間、この街を少しずつ、一歩ずつよくしていく努力をした」
大阪・ミナミの繁華街で5日夜、マイクを握った平松氏が強調したのは、自らの「堅実さ」だった。
元民放アナウンサーで、同市初の民間出身市長となった平松氏。特に力を注いだのが、地域住民の協力
を得ながら施策を進める市民協働だ。
「現場の皮膚感覚を大切にしたい」と、自治会やNPOによる地域活動、市民集会に足を運んだ
回数は550回を超える。地域との連携で放置自転車は2007年の5万台から半減。街頭犯罪も、
パトロール強化や防犯カメラ設置などで、07年の4万4000件から昨年は2万8000件に
減った。
行財政改革も前市長の路線を引き継ぎ、職員数は05年から8000人以上を削減。市債残高も
4000億円以上減少した。
一方、1期目の公約だった「市民憲章」や「住民投票条例」の制定は、市議から「民意を反映する
という議会の役割の否定だ」と指摘され、棚上げしたまま。同じく公約だった中学校給食は、
今年2月に「13年までに実現」と打ち出したが、橋下氏が給食導入のため市町村への補助制度を
決めた後で、「後追い」の印象を与えた。
(>>2-に続く)
▽平松市長が手がけた主な施策
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
▽読売新聞
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