11/11/09 22:48:32.03 1k/HP2W30
>>460
船中八策 坂本竜馬
一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。 ← 自主憲法制定
一、上下議政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべき事。 ← 議会が国権の最高機関
一、有材の公卿・諸侯及および天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべき事。
一、外国の交際広く公議を採り、新あらたに至当の規約を立つべき事。 ← 領事裁判権の撤廃
一、古来の律令を折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事。
一、海軍宜しく拡張すべき事。 ← 核武装
一、御親兵を置き、帝都を守衛せしむべき事。
一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事。 ← 金銀の交換レートの変更
以上八策は、方今天下の形勢を察し、之を宇内うだい万国に徴するに、之を捨てて他に済時の急務ある
べし。苟いやしくも此数策を断行せば、皇運を挽回し、国勢を拡張し、万国と並立するも亦敢て難かたし
とせず。伏ふして願ねがはくは公明正大の道理に基もとづき、一大英断を以て天下と更始一新せん。
国を開くためには不平等条約というのは障害になることはあっても有益になることはあり得ない。
この不平等条約のカタルシスが第二次世界大戦をもたらしたといっても過言ではない。