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日本を衰退させないレートは1ドル=120円
2011.11.08
連載:2011「日本」の解き方
輸出企業の9月中間決算で、赤字に転落したり業績見通しを下方修正する企業が相次いでいる。
また、日本企業は想定レートを1ドル=70円台に変更するなど円高への対応を迫られている。
一方で、米国のアップルや韓国のサムスン電子などは好業績をあげている。
これについて、日本企業は元気がないのは技術がないからで、
米国のアップルや韓国のサムスン電子などは顧客に受け入れられている高い技術のためだ
とかいう解説がよく行われる。これは本当だろうか。
私はこれまでスマートフォンを7台も使ってきた。
今使っているのは、個人輸入したアップルのiPhone4Sとドコモから出ているサムスンのGalaxy S2だ。
その前身のPDA(携帯情報端末)では、20年近く昔のヒューレット・パッカードの時代から十数台も持っていた。
日本の携帯電話はちょっと特殊仕様の技術だったので、
スマートフォンの世界戦略で後れをとったという面はあるだろう。
もっとも、PDAではシャープ、富士通、東芝など日本企業がユニークな商品を出し、
一部では通話機能まで付いて今日のスマートフォンの先駆けのような商品もあった。
しかし、2008年頃からの急激な円高と、この分野での日本企業の衰退、韓国企業の躍進が妙にダブってみえる。
このまま円高が進むと何が起こるのか。
輸出企業は採算がとれなくなり、海外進出できるところは生産拠点を海外に移していくだろう。
(続く)
ソース
URLリンク(www.zakzak.co.jp)