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TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、国民新党の亀井代表は、
総理大臣官邸で野田総理大臣と会談し、「日本の経済状況を考えた場合、
TPPに前のめりになるべきではない」と述べ、政府として交渉に参加しないよう申し入れました。
この中で、亀井代表は「かつて細川政権は70%の内閣支持率があったが、
ウルグアイ・ラウンドで、あっという間に政権の座から降りたことを、
しかと思い出し判断をすべきだ。日本の経済状況を考えた場合、
TPPに前のめりになって交渉参加をすることがないよう申し上げたい」
と述べ、政府として、TPP交渉に参加しないよう申し入れました。
これに対して、野田総理大臣は「今、党の中で、意見集約をしているところだ」
と述べたということです。会談のあと、亀井氏は記者団に対し
「連立を組んでいる立場から、当面、野田総理大臣がとるべき態度についてアドバイスした。
野田総理大臣は、黙ってうなずきながら、私の話を聞いていた」と述べました。
11月8日 20時20分
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